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2009.2.20
火渡り神事
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菅原神社では毎年2月25日に祈念大祭である「天神まつり」が開催される。この中の「火渡り神事」は、立春から始まった新しい年の繁栄と無事安全を祈る火の祭典と言われています。
?午前10時、約一万千本あまりの護摩木に火を点火。天高く燃え盛る神火の前で神事がとり行なわれます。午前11時ごろ、火がおさまると山のようになった護摩木の燃え殻を3m四方に広げます。この時、燃え殻の温度は約300度。午前11時30分ごろ、いよいよ火渡りの始まりでです。
????この火渡りは130人限り(先着)ではあるが一般参加もでき、毎年、地元の氏子のほか関東方面や京阪神から訪れた老若男女が無病息災などを祈願して体験しています。(受付→当日9時から 参加料→1人1,500円)
????参加者は、受付時に渡された足型守(あしがたふ)という紙を手に持って熱い燃え殻の上を素足で一歩一歩ゆっくり進み、渡り終えた時に両足の裏に墨を付け足型守に足型を押す。この足型守を寝室の壁に貼っておくと願いがかなうと言われている。
????「火渡り」は寺では多く行なわれているが神社で行なわれるのは全国的にも珍しく、滋賀県下でも奇祭として知られています。
?【火渡りのコツ】
足のつま先で歩くと、燃え殻が付いて”やけど”のもと。気合いを入れ、足のかかとでゆっくりと進む。そして、前の人が歩いた位置を歩くのがコツ。ただし、何人かが歩けば燃え殻をならして足跡を消すので要注意。
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