BLOG
2010.12.4
「白髭神社」
湖西側161号線の高島市に入ったところに「白髭神社」があります。?
湖中に朱塗りの大鳥居があり、国道161号線をはさんで社殿が立っています。
「白鬚さん」「明神さん」の名で広く親しまれ、また、「近江の厳島(いつくしま)」とも呼ばれています。
社名のとおり、延命長寿・長生きの神様として知られ、また、縁結び・子授け・開運招福・学業成就・
交通女全・航海安全など、人の営みごと、業ごとすべての導きの神でもあります。
祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)。
創建1900年、近江最古といわれる歴史を誇り、現在の社殿は豊臣秀吉の遺命によって、その子秀頼が
片桐且元(かたぎりかつもと)を奉行として造営したものです。
水平線に浮かぶ沖島を背景に、湖中の鳥居を通して漁船が行きかう風景が美しいです。
また境内には、明星派の歌人である与謝野鉄幹・晶子夫婦が神社を訪れた時に詠んだ歌を刻んだ歌碑があります。
まるで広島の宮島のようです。元旦に「初日の出」をご覧になられる方もいらっしゃいます。
もし元日、天気がよければ一度観てみたいものです。
ちなみに、私事ですが母親と娘の名前はこの「白髭神社」で名前をいただきました。