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2009.4.3
花火は夏ですが… 篠田の花火【近江八幡】
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JR近江八幡駅の東約1.7kmにある篠田神社の例祭。
毎年5月4日の夜に行われる仕掛け花火の祭行事で、国の選択無形民俗文化財となっています。
花火の画題は、その年に話題を呼んだものなどを取り上げ、下絵を高さ約15m、幅約20mの画面に描いておきます。
画面は約4平方メートルのパネルを組み合わせたもので、化学薬品を一切使用せず、硫黄・硝石・桐灰を調合して作り上げられる「和火(わび)」という日本古式花火であす。
午後9時頃、火薬を櫓に組んだパネルに点火すると、一面煙に包まれ、しばらくすると、煙の中から、蛍火に似た花火絵が浮き上がり、数分間美しく燃えつづけます。
古くは馬淵庄全域にわたる宮座行事であったそうですが、上田地区だけが宮座を抜けて、別の祭として行うようになったと伝えられています。神社としての例祭は5月1日からで、1日に松明を造ってこれを4日の夜に奉納します。
開催日 毎年5月4日 午後9時頃(雨天の場合は翌日開催)