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2022.5.4

野洲市歴史民俗博物館 (銅鐸博物館)

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皆さんこんにちは、最近は春らしい気候どころか初夏を感じる気候となり過ごしやすい季節となりましたね! 今年に入ってから「新型コロナ」の第6波(オミクロン株)が爆発的に広まり、ピークは過ぎたものの未だに終息する気配がありません。皆さんも感染には十分にお気を付けください。そして1日でも早く終息する日を祈るばかりです。

先日野洲市歴史民族博物館にて、野洲出身の力士「蔵間」ー生誕70年記念ーが開催されていることを知り早速行って来ました。

野洲市民族博物館は別名銅鐸博物館とも言われ、 近くの大岩(おおいわ)山から明治14年(1881)に出土した銅鐸14個、昭和37年(1962)に出土した銅鐸10個を中心に、弥生時代のカネ、銅鐸に関する資料を展示されています。出土した銅鐸の中には、日本一大きなものが含まれており、野洲市の銅鐸は広く知られています。
 館内は、常設展示室が2つと企画展示室が1つ(今回は「蔵間」 ー生誕70年記念ー )があり、企画展・特別展では銅鐸だけでなく、野洲市に関する歴史や民俗文化資料が展示されます。この博物館のテーマは「調べ・考え・集め・残し・見て・学ぶ」で、復元された銅鐸を実際に触ったり、鳴らすことができます。また、隣接する工房では、古代のアクセサリーであるまが玉や土器・はにわ作りなども体験できるので、楽しみながら学ぶことができる施設となっています。

野洲出身の力士である蔵間龍也(くらまたつや)(1952~1995)の生誕70年となる節目の年となります。これを記念して、この博物館に寄贈された化粧まわしなど、蔵間ゆかりの品々、当時の番付表や手形の色紙・野洲巡業風景の写真などが展示されています。「蔵間」さんは最高番付は関脇止まりでしたが、あまりの美男(イケメソ)で女性ファンも多く、引退後もタレントとして活躍されていました。その後白血病であることを発表され、42歳の若さでこの世を去られました。残念でなりません。当時の写真を見て私自身、子供ながらに応援していた記憶が蘇ってきて本当に懐かしく感じました。ありがとうございました。

博物館の周辺には「弥生の森公園」があり、 復元された竪穴住居や高床倉庫、古代米を稲作する水田などがあります。弥生時代の暮らしが体感できる公園となっています。

当ホテルからは車で30分ぐらいで到着できると思います。すぐ近くに希望ヶ丘文化公園もあります。これから益々いい気候になると思います。天気のいい日に是非計画してみてはいかがでしょうか?


野洲市歴史民族博物館  → 
銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)/野洲市ホームページ (yasu.lg.jp)

希望ヶ丘文化公園 → 
滋賀県希望が丘文化公園 – 自然と人とが”共生”し調和した文化公園の醸成 (kiboupark-shiga.or.jp)