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2009.8.25

近江中山の芋競べ祭り ?日野町?

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9月1日、日野町で『近江中山の芋競べ祭り』が行なわれます。東西2つの集落が、神前で里芋の長さを競い合う祭で、これに似た祭は全国どこにもなく、まさに天下の奇祭といわれています。 平安時代末期から続けられている勧農行事といわれています。当日の9月1日は、中山の東西で栽培されたものの中でもっとも大きい里芋を選んで、孟宗竹(もうそうだけ)に結わえておきます。そして、熊野神社で盃の儀式を終えた後、東西別々の道を通って野神山へ登ります。前日までに祭場は、山子と呼ばれる男児たちによって竹で囲いを作ったり、小石をぎっしり敷き詰められて準備されています。山上の祭場で、東西7人ずつの山若と呼ぶ青年たちが祭を始めます。まず、三々九度の盃があり、角力が奉納されます。それから、膳が出されたり引き出物の交換があったりと約2時間の儀式が続き、1番最後に、芋の長さ競べが行われて勝負を決定します。西谷の芋が長いと豊作、東谷の芋が長いと不作になるといいます。800年以上の歴史があり、平成3年2月21日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

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開催日 : 2009年9月1日(火)
開催時間 : 13:00?16:00

開催場所 : 熊野神社・野神山
開催地住所 : 滋賀県蒲生郡日野町中山1931

お問合せ先 : 日野観光協会 0748?52?6577


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