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2009.4.11

葵 祭

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 薫風の五月を迎えると、京の町は“京の三大祭”のひとつ、“葵祭の季節”到来に、心が騒ぎます。

祭りは、下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、「葵祭」の名で知られますが、正式名称は賀茂祭。

日本三勅祭(賀茂祭、石清水祭、春日祭)のひとつで、神前に葵を献じ、参列する人や車、社殿や家々を葵の葉で飾ります。中世で「まつり」といえば、賀茂祭をさしました。

祭りは平安王朝時代の古式のままに「路頭の儀(行列巡行)」「社頭の儀」が執り行われ、内裏神殿の御簾をはじめ、御所車、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、全てを葵の葉で飾られています。上賀茂神社、下鴨神社では、5月に入ると祭の前儀が数々催されます。
 

「路頭の儀」の行列は15日午前10時30分、京都御所を出発します。そして王朝風の優雅な列が市中を練り、下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向います。葵祭行列の見学には、京都御苑と下鴨神社参道に設けられる有料観覧席のご利用をおすすめします。

5月15日(金)雨天順延