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2020.9.12

福井 熊川宿

9月になりましたが連日暑い日が続いています。熱中症にはくれぐれもご注意下さい。また新型コロナウィルスの感染にもお気を付け下さい。

今年の夏は新型コロナウィルスの影響で、例年の夏のように海や琵琶湖で海水浴ということがなかなか難しい状況でもあります。そこで少しでも涼んで頂きたく今回は福井県の山奥にある熊川宿をご紹介させて頂きます。

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熊川宿は戦国時代、豊臣秀吉に重用され若狭の領主となった浅野長政により、天正17年(1589)に熊川が交通と軍事において重用な場所であることから宿場町として発展しました。まちを通る若狭街道は日本海から京都まで鯖などの魚を運んだことから鯖街道と呼ばれました。街道に面して多様な形式の建物が建ち並び、昔ながらの町並みを保存しています。重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。(文部科学省指定)

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「熊川宿」の画像検索結果街並み   鯖街道マップ
若狭鯖街道熊川宿資料館「宿場館」では、熊川宿と鯖街道の歴史を見ることができます。この建物はもともと熊川の村役場でした。ポーチには円柱が配され、屋根は寄棟瓦葺きといった和洋折衷のデザインで、西洋の文化が積極的に取り入れられた当時の影響を色濃く残されています。

「熊川宿」の画像検索結果村役場   「熊川宿」の画像検索結果展示品

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公「明智光秀」が、故郷美濃の国から逃れこの若狭に約10年暮らしていたとされています。また資料館の受付の方から、「明智光秀」の三女で「玉」通称「細川ガラシャ」の旦那様(細川忠興)のお母さまがこの熊川の出身なのよ、という貴重なお話を聞きました。歴史を感じる街並みが残るこの熊川宿に涼みに行ってみてはいかがでしょうか?ホテルからは琵琶湖大橋を超えて葛川、朽木を抜ける旧鯖街道の道を通って約1時間半ほどで到着出来ると思います。

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