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2009.1.18

田村神社厄除祭

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田村神社は平安時代の初期に創建された古社です。坂上田村麻呂が鈴鹿峠で鬼退治したことにちなんで始まったのが、厄除祭です。毎年2月17日から19日の3日間行われ、厄除けの弓矢の霊験にあやかろうとする数十万人の参拝者で賑わいます。

 田村神社厄除祭でかにが坂飴というものが売られています。この飴にはこのような言い伝えがあります。
  むかし、鈴鹿山中に蟹のばけものが棲んでいて、旅人を食べていたそうです。それを聞いた比叡山の高僧「恵心僧都」が退治にのりだしました。僧都は蟹のばけものに「往生要集」を唱え、やがて蟹の甲羅が八つに割れ、バラバラに砕けました。
 僧都は、村人たちに蟹のために小塚を作り霊を慰め、八つ割りになった蟹の甲に似せた飴を作ることを教えて、「この飴を食べておれば、災害をのがれることができる」と言いました。村人たちは、その教えを守り「かにが坂飴」をつくったそうです。

ホテルからは少し離れていますが、新名神を使えば40分ほどで行けます。甲賀土山ICより5分ほど。

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