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2008.6.8
櫟野寺(らくやじ)
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櫟野寺(らくやじ)
奈良時代末期、最澄が霊夢を感じ、櫟(いちい:クヌギ異名)の生木に十一面観音像を彫り、それを本尊として開山したと伝わるお寺で、私共、地元の人間には「いちいの観音さま」の名で親しまれています。
鎌倉時代には源頼朝の帰依を受け、末寺7カ所を数えるまでに栄えましたが、16世紀後半に火災により焼失したそうで以来、再建を重ねて今にいたっています。
本尊の観音は、像高323cmで、十一面観音としては日本最大級のもの。日本最大級ですよ!!
厨子入りの秘仏で、毎年11月3日に特別開扉します。厨子のまわりには聖観音菩薩立像、薬師如来坐像など、20体もの重要文化財があり、仏像彫刻が堪能できます。
山門の左手に、推定樹齢千年とされる櫟の大木が、右には最澄のお手植えという槇(マキ)の木が残っています。なんとなく厳かな気分にさせてくれるお寺です。
宝くじを今回、買いましたのでドライブがてらお参りをしようかと考えている私でした。ヽ(`◇´)/
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