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2008.9.20

大津祭り

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湖国三大祭の1つ。京町三丁目ある天孫(てんそん)神社の例祭です。江戸時代初頭から行われていた祭礼で、県の無形民俗文化財に指定されています。古くは四宮祭と呼ばれました。本祭当日には、ゴブラン織りや精巧な金具に飾られた、豪華絢爛な13基の曳山巡行があり、一連の行事の中でもっとも人気の高いハイライトです。 コンコンチキチンの囃子とともに、所望場所で巧妙なからくりを演じながら巡行します。西行桜狸山(さいぎょうざくらたぬきやま)・源氏山(げんじやま)・殺生石山(せっしょうせきざん)・湯立山(ゆたてやま)・西宮蛭子山(にしのみやえびすやま)・孔明祈水山(こうめいきすいざん)・龍門滝山(りゅうもんたきやま)・西王母山(せいおうぼざん)・石橋山(しゃっきょうざん)・神功皇后山(じんぐうこうごうやま)・月宮殿山(げっきゅうでんざん)・猩々山(しょうじょうやま)・郭巨山(かっきょやま)の13基曳山は、毎年組み立てては解体するもので、県下の曳山では例を見ません。 珍しいのは曳山で使うからくり人形です。大津祭に導入されたからくり人形や見送り幕、屏風は、全国的にみても最古の部類であり、しかも、一流の細工師によって作られたもので、日本芸能史においても注目されています。からくりとは一般に仕掛け装置のあるものの総称ですが、中でも、鯛釣り・鯉の滝登りなどは独特のメカニズムがあって、大変興味深いものです。

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 宵宮には、夕刻から、からくり人形などの曳き山飾りが、各町の役員宅に飾られ道路から見学できます。翌日は、9時30分から曳山巡行が始められます。まず、最初に神社の鳥居前でからくりが演じられた後、京町通、県庁前通、浜通を経て電車通りから中町通を巡行し、途中、中央大通で休憩し、京町通、寺町通などを経て午後5時頃終了します。この長い巡行路をまわる間中、コンコンチキチンの囃子があり、厄除のちまきを撒きながら行くので、周辺は大変な人出で賑わいます。

開催日時  2008年10月11日()、12日()