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2007.12.30

信楽焼きたぬきの八相縁喜

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いよいよ年の瀬もせまり、皆様はお正月休みですね。どうぞ2007年の疲れを癒して下さい。

今年、2007年には団体のお客様がお見えになる機会がございまして、

当ホテルでは小さな陶芸品販売コーナーを設置しておりましたのですが、

滋賀に住みながら信楽焼の狸に関して知らなかったんだなーっと、つくづく感じました。

信楽焼の狸は、雄、雌がいまして、その持ち物や表情に八相縁喜なるものがあると

教えていただきました。

まず、『笠』には思わざるは悪事災難避けるため、用心常に身を守る笠、『目』は何事も

前後左右に気を配り、正しく見つむる事を忘れめ、『顔』は世は広く互いに愛想よく暮らし

道を以って務め励まん、『徳利』は恵まれし飲食のみにこと足りて徳はひそかに我につけん、

『通』は世渡りは先ず信用が第一ぞ、活動常に四通八達、『腹』は物事は常に落ち着きさりなが

ら決断力の大胆を持て、『金袋』は金銭の宝は自由自在になる、運用をなせ、運用をなせ、

『尾』は何事も終わりは大きくしっかりと、身を立てるこそ真の幸福…などと沢山の意味が

あるそうです。

縁起をかつぎ易い私は思わず小さな狸でも良いから買おうかと考えてしまいました。

また信楽は当ホテルから車で40分ほどで行っていただけますし、『陶芸の森』など

実際にロクロを使って自分だけの焼き物や色づけを体験できる所もございます。

興味のあるお客様はフロントスタッフにお気軽にお尋ね下さい。