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2010.5.12

「竹久夢ニ」展 「佐川美術館」

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守山の「佐川美術館」の特設会場では、平成22年4月24日(土)から6月13日(日)の期間で、大正ロマンを代表する画家「竹久夢ニ」展を開催されています。

大正ロマンを代表する画家・「竹久夢ニ」(1884?1934)は、「夢ニ式美人」と称される独自の画風で一世を風靡するとともに、本の挿絵や装幀、浴衣や日用雑貨のデザインを手がけるなどグラフィックデザイナーの先駆けとなった人物です。

「竹久夢ニ」の作品は、着物を着た女性の絵が本当に数多く残されております。そして晩年の夢ニは、愛の破局、仕事の低迷などから欧米への旅行に出発しますが、世界的不況、夢二自身の金銭的苦境、加えて優れない体調と気疲れで、心身とも疲れきった夢二は、帰国してわづか1年後にその生涯を終えます。50歳でした。ただ、欧米で過ごした2年弱の期間で、体調が優れないなかでも、数々の作品を残しておられます。特に着物を着た欧米の女性の絵が何枚もあり本当に印象的でした。

私自身、この絵が「竹久夢ニ」の作品というものをあまり知らないまま行って来た訳ですが、実際に見てみて、「あ・・・この絵どこかで見たことがある」と思う作品が幾つもありました。皆様も今までに本の挿絵などで、彼の作品を目にしたことは多々あると思います。6月13日まで開催されていますので、興味のある方は是非行ってみて下さい。きっと満足していただけると思います。

佐川美術館までは、ホテル21から車:14:で30分はかからないと思います。

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詳しくはこちらから  →  http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/cgi-bin/index.cgi                              (佐川美術館)

             →  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E4%B9%85%E5%A4%A2%E4%BA%8C   (竹久夢二)

話題は変わりますが、前回せっかく行ったのに咲いていなかった、草津市志那の「三大神社」の「藤の花」の情報ですが、5月8日現在若干咲きかけていましたのでご覧下さい。

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もし良かったら見に行ってみて下さい。